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抜け毛は病気のせい?。特に女性に多いのは

      2018/06/22

 抜け毛の原因は色々ありますが、実はその中に病気もあります。病気の場合は生活習慣を改善しても、育毛剤や育毛シャンプー、育毛用サプリを使っても効果は期待できません。その病気の治療を行うことが肝心です。

 抜け毛を伴う主な病気で、特に女性に多いのは

 ・卵巣嚢腫
 ・膠原病
 ・甲状腺機能低下症
 ・貧血

 等です。

卵巣の病気

 卵巣は女性ホルモンの分泌を行う重要な器官です。そして、女性ホルモンにはコラーゲンを生成したり、髪の毛の成長を促したり、その寿命を延ばす働きがあります。つまり、女性ホルモンは髪の毛にとって極めて重要なもの、と言う訳です。

 そのため、卵巣が病気になって女性ホルモンの分泌が減少すると、抜け毛が増えるのです。そして、その卵巣の病気として最も多いのが卵巣嚢腫。これは1つの病気を表す物では無く、卵巣に発生する嚢胞状の病変の総称で、簡単に言うと卵巣に腫瘍が出来る病気です。

 卵巣嚢腫には、

 ・漿液性嚢腫(しょうえきせいのうしゅ)
 ・粘液性嚢腫
 ・皮様性嚢腫
 ・チョコレート嚢胞(のうほう)

 の4種類があり、それぞれに症状や発症しやすい年代に違いがあります。また、卵巣嚢腫の原因については、チョコレート嚢胞以外は今の所解明されていません。ただ、共通するのは自覚症状の乏しさです。卵巣は沈黙の臓器と呼ばれ、かなり病状が進行しないと自覚症状が現れず、検診や別の病気の検査で偶然発見されるケースの方が多いと言われます。

 それでも、嚢腫の大きさがこぶし大を超えると下腹部に膨みが現れ、違和感や軽い痛みを感じるようになります。その他嚢腫が膀胱を圧迫する事で頻尿になり、腸を圧迫すれば便秘を起こすこともあります。
 更に嚢腫が大きくなると、突然下腹部の激しい痛みに襲われたり、嘔吐を起こすことも。また、嚢腫に栄養を取られ、しっかり食事をとっているのに体重が減少することもあります。

 と言う事で、
・下腹部の膨らみ
・違和感
・軽い痛み
・頻尿
・便秘
・嘔吐
・体重の減少

 と言った症状があり、抜け毛が気になったら、卵巣の病気を疑い、婦人科を受診しましょう。

 参考:日本婦人科腫瘍学会

膠原病

 膠原病は全身の複数の臓器に機能障害が起きる一連の疾患群の総称で、関節リュウマチや全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、ベーチェット病などが含まれます。

 原因は免疫機能の異常で、膠原病になると免疫機能が自分の身体を異物として認識、攻撃することで様々な障害が起きるのです。では、何故免疫機能の異常が起きるのか?。これについては、今のところよく判っていません。

 20代~40代の女性に多く見られ、男性と比べると発症率は10倍にもなると言われています。

 この膠原病、症状はここの病気によっても違いますが、主症状としては

 ・関節の腫れや痛み、こわばり
 ・発熱
 ・疲労感
 ・体重の減少
 ・発熱
 ・筋肉痛
 ・皮膚に紅斑や紫斑が出る

 等があります。そして必ずではありませんが、異常を起こした免疫機能が毛根を攻撃したり、循環機能を低下させる事で栄養不足や貧血を起こして抜け毛が増えることがあるのです。

 膠原病は診断が難しく、特に早期発見が難しい病気と言われています。病院を受診する場合、主な症状が発熱や疲労感だったら内科を、関節であれば整形外科を、皮膚の症状であれば皮膚科を受診します。そこでしっかり検査を受け、膠原病かどうかの診断を受けることになります。

 参考:膠原病 - Wikipedia

甲状腺機能低下症

 甲状腺と言うのは、甲状腺ホルモンを分泌する臓器です。

 甲状腺ホルモンには代謝を調節する役割があり、分泌が低下するとエネルギー不足を起こし、体の様々な機能が低下します。

 これが甲状腺機能低下症と言う病気で、高齢者に比較的に多く、そして女性の発症率が極めて高い(男性の約10倍)と言われています。また、女性の場合は出産後に「産後一過性甲状腺機能低下症」を発症することもあります。

 発症することで複数の器官が機能低下を起こすため、その症状も多岐にわたります。主な症状としては、

 ・強い全身倦怠感
 ・無気力
 ・むくみ
 ・記憶障害
 ・皮膚の乾燥
 ・低体温
 ・体重の増加
 ・便秘

 そして、白髪や抜け毛です。

 甲状腺機能低下症の原因は、

 ・先天的に機能が弱い
 ・自己免疫疾患
 ・出産後の一時的な機能低下
 ・ヨード(ヨウ素)の不足、または過剰摂取

 があります。ヨードというのは海藻類に多く含まれるミネラルの一種で、甲状腺ホルモンの材料になります。その為、不足すると甲状腺ホルモンを合成できなくなり、甲状腺機能低下症を起こします。逆に、体質によっては過剰摂取原因になることがあります。

 甲状腺機能低下症で病院を受診する場合、代謝内分泌内科のある病院、または甲状腺の専門病院を受診して下さい。

 参考:甲状腺機能低下症 - Wikipedia

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貧血

 血液は全身に栄養や酸素を運ぶ役目があるので、貧血になると十分に栄養や酸素を運べなくなります。そのため、髪の毛の成長に悪影響を及ぼし、抜け毛の原因になります。

 原因は殆どの場合、鉄やタンパク質、ビタミンB12、葉酸の内、いずれかの栄養素が不足することによります。そのため、食事を中心とした生活習慣の見直しで改善が可能です。

 傾向としては女性の方が男性より貧血になりやすく、日本人の成人女性のうちの約17%が貧血だというデータもあるそうなのですが、自身が貧血であることを自覚している女性は意外と少ないと言われます。

 何故女性の方が貧血になりやすいのか?。理由は生理と男性ホルモンにあります。男性ホルモンは、赤血球の産生を促す働きをもったエリスロポエチンというホルモンの分泌を促す働きがあります。そのため、女性の方が男性に比べて赤血球の数が少なく、貧血になりやすいのです。しかも、生理があるため血液を失いやすい。更に、体内に貯蔵される鉄分の量が、女性は男性に比べて3割少ないと言われています。

 参考:貧血 - Wikipedia

 上記で挙げた女性に多い病気以外にも、抜け毛を伴う病気として、”梅毒”と”頭皮の病気”があります。

梅毒

 性感染症の一種である梅毒にも、毛が抜ける症状があります。

 梅毒には、第一期から第四期まで症状に段階があり、抜け毛が起きるのは一般的に第二期で、梅毒性脱毛症と呼ばれます。大体直径3mmから5mmの円形脱毛症が側頭部に複数現れ、虫食い状になるのが特徴ですが、全体的に薄くなることもあります。

 梅毒性脱毛症は徐々に回復していきますが、梅毒の症状は進行します。とは言っても、現代では抗生物質の発達により、第三期以降に進行することは希です。

 参考:国立感染症研究所 梅毒とは

頭皮の病気

 頭皮の病気によって抜け毛が起きることもあります。
 

円形脱毛症

 まず円形脱毛症。原因については今の所解明されていませんが、免疫異常を原因とする説が有力視されています。

 円形脱毛症について詳しくは、「円形脱毛症の原因と症状、病院。育毛シャンプーは効果ある?」をご覧下さい。
 

脂漏性皮膚炎

 過剰に分泌された皮脂によって頭皮が炎症を起こす病気で、脂漏性皮膚炎を原因として起きる脱毛症を脂漏性脱毛症と呼びます。皮脂が過剰に分泌される理由は、食事やストレス、嗜好品などとする説がありますが、はっきりとは判っていません。

 脂漏性脱毛症について詳しくは、「頭皮が脂っぽい、べたついて抜け毛が多いのは脂漏性脱毛症かも?」をご覧下さい。
 

尋常性乾癬

 尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)は、炎症性角化症と言われる慢性の皮膚疾患です。界明瞭な盛り上がった紅斑と、皮膚上皮の角質細胞が剥がれ落ちた白色の鱗屑(りんせつ)が典型的な症状となります。

 頭部や関節部分等よく擦れる所に発症しやすいと言われ、全身や爪にもに発症する事があり、これが頭皮に発症すると抜け毛を起こすことがあります。

 原因はストレスや生活習慣、アレルギーなど諸説ありますが、最近は遺伝的要素が関係しているとの説が有力になっているそうです。

 参考:乾癬ネット
 

頭部白癬

 白癬(はくせん)は水虫のことで、頭部に出来る水虫が頭部白癬で、「しらくも」とも呼ばれます。

 発症すると頭皮に白っぽいかさぶたが出来、大量の乾燥したフケが発生、大量に毛が抜けます。また、髪の毛が根元から折れたり、千切れたりする事もあります。

 原因は白癬菌と言うカビの一種。これが頭皮に感染、繁殖する事で頭部白癬が起きます。自然回復することはまず無く、症状が悪化すると髪の毛が完全に抜け落ちてしまうこともあります。

 これら頭皮の病気の場合は、皮膚科を受診します。

 参考:白癬 - Wikipedia

まとめ

・抜け毛には病気を原因とするものがある
・病気が原因の場合、育毛剤やシャンプーは効果がない

抜け毛を起こす主な病気は
・卵巣嚢腫
・膠原病
・甲状腺機能低下症
・貧血
・梅毒
・頭皮の病気

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